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有楽町の移住フェアで気づいた「富山の強さ」と「まだ伸びる余白」

 

先日、有楽町で開催された移住フェアに参加してきました。富山県・富山市も出展しており、会場には全国各地の行政の方々、民間企業の方々が集まり、いわば“日本の地域づくり最前線”のような空気感でした。

普段、富山の現場で不動産に向き合っていると、良くも悪くも「富山の当たり前」の中で考えがちです。ところが外に出て、全国の取り組みや熱量を直接浴びると、視界が一気に広がる。今回の参加は、まさにその体験でした。

「富山の良いところ」が、外に出るともっとはっきり見える

まず強く感じたのは、富山県・富山市の“素材の良さ”です。これは褒め言葉としての素材です。

例えば、暮らしの土台になる部分。
自然と街の距離感、生活のしやすさ、家賃や土地の価格感、子育てのしやすさ、通勤ストレスの少なさ。こういった要素は、移住希望者の方々が話を聞くときに、確実に反応が良いポイントでした。

そしてもう一つ、富山は「生活が整いやすい」土地だと改めて思いました。派手さよりも、毎日の暮らしがちゃんと回る安心感。これは実際に住む人にとって、ものすごく強い価値です。

逆に「少し遅れている所」も、外部と比べると見えてくる

一方で、全国の自治体や企業の方々と話す中で、富山県・富山市が“もう一歩”伸びる余白も見えました。

例えば発信の仕方。魅力はあるのに、伝え方が控えめだったり、情報が点在していたりして、移住検討者が「次に何をすればいいか」が分かりづらい場面がある。これは「中の人にとって当たり前」だからこそ起きるズレだと思います。

ここで感じたのが、**「富山の人って、控えめで宣伝が少し苦手なのかな?」ということでした。
富山には“良いもの”がたくさんあるのに、「うちなんてまだまだです」「大したことないです」と、つい遠慮してしまう。謙虚さとしては美徳ですが、外から見ると
“情報が足りない=魅力がない”**と誤解されることもある。これは本当にもったいないな、と感じました。

それから、行政と民間の連携の組み立て方。全国には、行政が旗を振るだけでなく、民間が得意領域を担いながら、移住後の住まい・仕事・コミュニティまで“線”で支える仕組みを作っている地域もあります。富山も、確実に進んではいる。でも、まだ加速できる。そんな感覚がありました。

「貢献したい」と腹の底から思った

今回のフェア参加で、自分の中で強く言語化できたのがここです。

私は、富山県宅建協会として、そしてカイマス不動産 ナユナズ合同会社として、富山県や富山市にもっと貢献したい。
これは綺麗事ではなく、現場で人と話して、外部の熱量を見て、富山の可能性を再確認したからこそ、自然に湧いてきた気持ちです。

住まいは、移住の“最終関門”であり“スタート地点”でもあります。移住希望者の方が一番不安に思うのは、「家が見つかるか」「地域で暮らしていけるか」「相談できる相手がいるか」。ここを支えるのが、不動産の役割です。

だからこそ、宅建協会としても、不動産会社としても、
単に物件を紹介するだけではなく、移住者の方が安心して一歩踏み出せるように、情報と仕組みを整えることに価値がある。そう強く実感しました。

外部と交流して気づいた。「僕、富山が好きなんだな」

少し恥ずかしい話ですが、今回いちばん心に残ったのはここかもしれません。

全国の行政や民間企業の方々と話していると、どの地域も本気なんです。「自分たちの地域を良くしたい」「人に来てほしい」「ここで幸せに暮らしてほしい」という熱がある。その熱に触れると、こちらも自然に自分の地域のことを語りたくなる。

富山の話をしている自分が、思っていた以上に熱かった。
「富山って、こういうところが良いんですよ」
「ここはもっと伸びるんですよ」
そんな言葉が、勝手に出てくる。

そのとき気づきました。
僕は、富山が好きなんだな。
好きじゃなかったら、ここまで言葉が出てこない。好きじゃなかったら、課題を“伸びしろ”として語れない。

外に出たからこそ、富山への気持ちがはっきりした。今回のフェアは、そんな不思議な体験でもありました。

これからの約束:富山の「入口」をもっと良くする

移住フェアに来る方々は、「移住したい」と決め切っている人ばかりではありません。
“気になる”とか、“選択肢に入れたい”とか、“情報収集中”の方も多い。つまり、地域にとっては「入口」の段階です。

この入口で、住まいの不安を減らし、暮らしのイメージを具体化し、次のアクションにつなげる。ここに私たち不動産の役割があります。

富山県宅建協会としての立場でも、カイマス不動産としての立場でも、
富山県・富山市の魅力が正しく伝わり、移住者が安心して住まいを選べる環境づくりに、これからも力を尽くしていきます。

外に出て、また富山が好きになりました。
今年は、その“好き”を、ちゃんと行動に変えていきます。

 

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