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土地の中に“何かある”…!?

土地の中に“何かある”…!?

地中埋設物と不動産買取の深い関係とは?

「更地だと思っていた土地から、コンクリートの塊が出てきました」
「重機を入れたら、地面の下から鉄筋や廃材のようなものが次々と…」

これは、実際に私たちハウスドゥ家不動産買取専門店 富山西が体験した、ある駅前の広い土地を買取・開発した際の実話です。

表面上はきれいに整地された更地。
しかし、掘ってみないと分からない「地中埋設物」の存在が、予期せぬトラブルを引き起こすことがあります。

今回は、不動産買取における「地中埋設物のリスク」とその対応について、実例をもとに1500文字超でわかりやすくお伝えします。


◆ 表面は更地、でも中身は違った

数年前、富山市郊外のある駅前にあった大きな土地を、私たちが買取しました。
元々は古い建物が建っていた敷地で、解体後に表面はきれいに整地された状態。
立地も良く、日当たりも良好ということで、分譲地として開発販売する計画で動き出しました。

売主様からは、「昔、そこに倉庫があったとは聞いています」とのこと。
ただ、解体後の様子から見ても、特に異常は感じられず、私たちも通常通りの手続きで造成工事に着手しました。

ところが、造成工事を進めていた分譲業者さんから、こんな報告が…。

「造成中に大きなコンクリート塊と廃材、金属片が土中から大量に出てきました」


◆ 地中埋設物とは何か?

「地中埋設物」とは、土地の中に埋まっている人工物・自然物のことです。
多くは過去に建物が建っていた際に使われていた基礎コンクリートや浄化槽、瓦、ガラ、廃材などがそのまま埋め戻されているものです。

具体的には:

  • 古い建物の基礎コンクリートや残骸

  • 工事時に埋めた杭、鉄筋、ブロック片

  • 浄化槽や井戸の蓋、枡(ます)

  • 建設残土や木片、ビニールシート

  • 不法投棄に近い廃棄物(極端なケース)

これらが地中に残っていると、後の造成や建築に支障をきたし、追加費用が発生することになります。


◆ 誰がその費用を負担するの?

ここで重要になるのが、「地中埋設物の処理責任は誰が持つのか?」という点です。

結論から言えば、

  • 売買契約時に特約がなければ、原則として売主の責任

  • ただし、“瑕疵担保責任(現:契約不適合責任)”の期間を過ぎると、免責される可能性もある

つまり、土地を売った側が「知らなかった」としても、一定期間内であれば買主が撤去費用の請求をすることができるのです。

今回のケースでは、当社が売主であるため、分譲業者さんからの連絡を受けて、すぐに対応を開始しました。


◆ どう対応したか?~調査・撤去・再整地

重機で地中の掘削調査
地中のどれくらいの深さに、どれほどの量が埋まっているかを確認。

廃棄物の種類別に分別・処分
鉄筋・コンクリート・木片・ビニールなどを分けて、産業廃棄物処理業者へ引き渡し。

埋め戻し・整地
処分後は再度砕石や良質土を入れて、地盤の状態を回復。

これにより、分譲地として問題なく利用できる状態に回復することができました。


◆ 地中埋設物は「見えない瑕疵」

不動産の世界でよく使われる言葉に「瑕疵(かし)」というものがあります。
これは、外からは分からない“欠陥”や“問題”のこと。

そして「地中埋設物」はまさに、“見えない瑕疵”の典型例です。

そのため、買取時には以下のような点に注意することが重要です:

  • 解体歴がある土地は、中に何か残っている前提で考える

  • 「更地」と書かれていても、必ず現地確認+ヒアリングを

  • 可能であれば、地盤調査や掘削試験をする


◆ ハウスドゥ富山西の買取は「調査込み」

私たちハウスドゥ家不動産買取専門店 富山西では、
単に「土地を買う・売る」だけでなく、その中身も含めて責任を持ちます。

万が一、買取後に埋設物が見つかっても、当社が責任を持って撤去・整地まで対応します。

そのため、売主様は「うちは知らなかった…」と不安になる必要はありません。
調査・処理のノウハウと提携業者とのネットワークを活かして、“問題があっても売れる”環境を整えているのが私たちの強みです。


◆ まとめ:地中にも不動産の「履歴」がある

不動産の価値は、見た目だけでは決まりません。
その土地がどんな歴史を持っていて、何が埋まっていて、どんな使われ方をしてきたか――
その“履歴”を読み解く力が、買取には求められます。

今回のように、表面では分からない部分まで責任をもって調べ、対応することで、
はじめて「安心できる不動産取引」が実現します。


▽「土地の中に何かあるかも…」と思ったら

  • 昔、倉庫や工場が建っていた

  • 解体前後に立ち会っていない

  • 畑や資材置き場だった時期がある

  • 地盤のゆるみ・沈下などの気配がある

そんなときは、まずご相談ください。
不安を安心に変えるのが、私たちの仕事です。

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