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土地は“1つのもの”なのに“4つの価格”? 「1物4価」と不動産買取の意外な関係とは?

土地の価値って、いくらなんでしょう?
よくこう聞かれることがありますが、
実は――**土地には“価格が4つある”**ということをご存じでしょうか?
この4つの価格は「1物4価(いちぶつ・よんか)」と呼ばれ、
不動産の売買・相続・税金・融資など、さまざまな場面で使い分けられています。
今回は、この「1物4価」をテーマに、
**「どうして価格が違うのか?」
「不動産の買取にはどれが関係あるのか?」**をわかりやすく解説します。
◆ そもそも「1物4価」とは?
「1物4価」とは、1つの土地に対して4つの価格が存在するという意味です。
その4つとは、次のとおりです:
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実勢価格(じっせいかかく)
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公示地価・基準地価(こうじちか・きじゅんちか)
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相続税路線価(そうぞくぜいろせんか)
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固定資産税評価額(こていしさんぜいひょうかがく)
それぞれの特徴と目的を見ていきましょう。
① 実勢価格(市場価格)
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売買の現場で実際に成立した価格
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土地の「今のリアルな価値」を反映
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需給・人気・エリア性・近隣事例などが影響
👉 不動産の買取価格は、この“実勢価格”をベースに決まります。
② 公示地価・基準地価
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国や都道府県が毎年発表する基準価格
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公示地価:国が3月に発表
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基準地価:県が9月に発表
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主に公共用地の取引の目安になる
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実勢価格の7~9割が多い
👉 国土交通省が公開する「地価公示マップ」などに使われ、金融機関の担保評価にも影響。
③ 相続税路線価
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国税庁が毎年発表
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相続税・贈与税の計算に使う価格
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一般に「実勢価格の8割」が目安
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路線(道路)ごとに価格が設定されている
👉 相続が発生したとき、不動産を持っているとこの価格を元に税額が計算されます。
④ 固定資産税評価額
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市町村が3年に1度見直し、毎年課税の基準になる
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実勢価格の7割程度が目安
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固定資産税、都市計画税の算出に利用
👉 毎年春に届く「固定資産税の通知書」に記載されているのがこの額です。
◆ これら4つの価格、どれが「買取」に関係あるの?
結論から言えば――「実勢価格」です。
当社のような不動産買取専門業者は、
土地や建物の「今このエリアで、実際に売れる価格(実勢価格)」をもとに査定を行います。
▼ 査定時に見るのはこんな情報:
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近隣の成約事例
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路線価や公示地価との比較
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土地の形・広さ・接道状況
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周囲の用途地域・建築条件
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造成や解体の有無、残置物の状況
つまり、「固定資産税評価額が高いから、高く売れる」というわけではないのです。
◆ なぜ「価格が4つ」もあるの?
混乱を生まないためにひとことで整理すると、こうです:
| 価格の種類 | 主な用途 | 価格の傾向 |
|---|---|---|
| 実勢価格(市場価格) | 売買・買取・担保 | 最も高い(リアル) |
| 公示地価・基準地価 | 公共取引・地価の基準 | 実勢価格の7〜9割 |
| 相続税路線価 | 相続税・贈与税の計算 | 実勢価格の8割程度 |
| 固定資産税評価額 | 固定資産税・都市計画税の計算 | 実勢価格の7割程度 |
それぞれ「目的が違うから、金額も違って当然」なのです。
◆「評価額が高い=高く売れる」ではない理由
相続された土地の相談で、こんなことがあります:
「固定資産税評価額が1000万円なんだから、買取価格もそれぐらいですよね?」
残念ながら、そうとは限りません。
評価額はあくまで“税金計算”のための価格であり、
市場に出したときの価格とは異なります。
逆に、評価額が低くても「利便性が高い」「人気エリア」「開発が進行中」などの場合は、
実勢価格がグンと上がっていることもあります。
◆ 最後に:相続・売却・買取を検討する方へ
「1物4価」という考え方を知っておくだけで、
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相続税の計算
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不動産売却の判断
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適正価格の見極め
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誤解によるトラブル回避
につながります。
そして、実際に売却や買取を考えるときには、
「今の実勢価格はどのくらい?」を正確に把握することが第一歩です。
私たちハウスドゥ家不動産買取専門店 富山西では、
地元密着のネットワークを活かし、土地の特性や周辺環境を丁寧に調査したうえで、
**「実勢価格に基づいた正確な査定」**を無料で行っております。
評価額とのギャップに戸惑った方も、安心してご相談ください。
誠実に、分かりやすく、そしてスピーディに対応させていただきます。

